2016年版
2021年版
期待リターンを見直したのは、GPIFの想定している期待リターンと乖離が大きかったからだ。特に国内株式と外国株式については大きな乖離となっていた。
そこで今回はGPIFの数字を元に設定した。外国株式と外国債券は投資信託の手数料分0.1%を控除し、ひふみ投信は手数料控除後で0.2%の超過リターンがあるものとした。
ひふみ投信は感覚的に35%程度の割り当てが妥当だと考えていて、最適化したときにそうなるように期待リターンを恣意的に設定した。5.8%は保守的な数字だと思っている。J-REITについては特に変更する材料がないので5%のままとした。
このシートを使って、前回と同じリスク12.48%でアセットアロケーションを計算した結果は以下の通りである。
計算結果の数字をきりがよいところに丸めた結果が以下の通り。今後5年はこの割合で運用する。