2013年12月30日月曜日

2013年12月の運用成績

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比率 先月比 年初来
日本株式 12.8% 1.6% 81.6%
J-REIT 10.5% 4.1% 40.8%
外国株式 30.5% 4.9% 62.5%
外国債券 29.7% 2.5% 20.6%
現金 16.6% n/a n/a
合計 100% 3.1% 53.4%
日本株式はTOPIXの+3.5%に対して+1.6%とアンダーパフォームした。相場の中心だった大型株に買いシグナルが出ていたなかったことと、ジェネリックの薬価引き下げで大きく株価が下がった沢井製薬を保有していたことがマイナスに寄与した。

2013年11月29日金曜日

2013年11月の運用成績

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比率 先月比 年初来
日本株式 41.9% 3.0% 78.7%
J-REIT 9.6% -0.2% 35.5%
外国株式 29.9% 3.5% 54.9%
外国債券 25.4% 3.5% 17.8%
現金 -6.7% n/a n/a
合計 100% 3.0% 48.8%
今月はどのアセットクラスもさえなかった。日本株式はTOPIXの+5.4%に対して+3.0%とアンダーパフォームした。J-REITは小動きだった。外国資産は為替だけで+4%押し上げられているので実質マイナスである。

日本株を運用しているシステムはトレンドフォロー型なので、トレンドに乗り遅れるのは仕方がない。しかし銘柄選択がおかしく、輸出関連や金融関連の銘柄を買っていない。これから上昇トレンドが続いたときについていけるか心配だ。

2013年11月1日金曜日

2013年10月の運用成績

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比率 先月比 年初来
日本株式 30.5% -1.2% 73.5%
J-REIT 9.9% -2.2% 35.5%
外国株式 29.8% 4.2% 49.6%
外国債券 25.3% 2.5% 13.8%
現金 4.6% n/a n/a
合計 100% 1.0% 44.6%
日本株式はTOPIXの±0%に対して-1.2%とアンダーパフォームした。市場予想を下回る決算発表で昨日大幅に下落した、商船三井が下落に寄与した。J-REITは9月末にお化粧買いが入っていたのか、10月上旬に大きく下落したが以降はしっかりだった。長期金利も低く推移しており不安要素はない。米国の金融緩和縮小が遠のいたため、先月に続き外国資産は好調だった。

2013年9月30日月曜日

2013年9月の運用成績

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比率 先月比 年初来
日本株式 49.6% 7.2% 92.3%
J-REIT 10.2% 16.9% 39.8%
外国株式 28.9% 4.0% 27.5%
外国債券 24.9% 1.4% 17.5%
現金 -13.7% n/a n/a
合計 100% 6.1% 42.9%
日本株の運用成績はTOPIXの+7.9%に対して+7.2%とアンダーパフォームした。私の日本株運用システムはトレンドフォロー型であり、上昇トレンドが見えてから買い始めるので出遅れるのは避けられない。今月はオリンピックの東京誘致が決まったあとに買い始めた。買った11銘柄で含み益が出ているのが、日本コンクリートの+61.3%だけという残念な結果だった。J-REITはオリンピックの誘致決定を受けて大きく上昇した。

2013年8月31日土曜日

2013年8月の運用成績

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比率 先月比 年初来
日本株式 4.4% 0.2% 63.8%
J-REIT 9.3% -0.6% 18.9%
外国株式 29.0% 0.0% 35.7%
外国債券 26.1% -0.4% 9.6%
現金 31.2% n/a n/a
合計 100.0% -0.1% 34.6%
日本株式はTOPIXの-4.9%に対して+0.2%とアウトパフォームした。先月取ったポジションを閉じただけで何もしなかったので、下落に巻き込まれなかっただけである。他のアセットクラスも月中に動きはあったものの、ふたを開けたらほぼプラスマイナスゼロで方向感がなかった。夏休みで市場参加者が減るため方向感が出にくくなる、典型的な夏枯れ相場だったと言えよう。

2013年8月1日木曜日

2013年7月の運用成績

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比率 先月比 年初来
日本株式 40.1% -5.2% 63.5%
J-REIT 9.3% -5.7% 19.7%
外国株式 29.0% 5.0% 35.6%
外国債券 26.2% 0.6% 10.0%
現金 -4.6% n/a n/a
合計 100% -1.0% 34.7%
日本株式はTOPIXの+2.5%に対して-5.2%だった。7月は上昇トレンドに乗ってポジションを増やしていて、フルインベストメントしたところで大幅に下落したので、ひとたまりもなかった。

7月の高値からのTOPIXの下落幅は7.7%なので、それでも健闘したと言える。第一四半期の決算の内容がよかったKDDIを保有していたこと、ジェイエフイーホールディングスを決算発表前の高値で売り抜けたことが功奏した。

参院選後小動きだった株式とは異なり、J-REITは利益確定の売りが出ていた上、株式の下落に連れ安したため振るわなかった。外国資産については、アメリカの金融緩和縮小を懸念した株安と債券安が落ち着いたので堅調な結果となった。

2013年6月28日金曜日

2013年6月の運用成績

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比率 先月比 年初来
日本株式 5.0% -2.6% 72.4%
J-REIT 9.8% 2.4% 26.9%
外国株式 27.3% -6.0% 29.2%
外国債券 25.8% -4.3% 9.4%
現金 32.1% n/a n/a
合計 100% -3.5% 36.0%
日本株式はTOPIXの-3.3%に対して-2.6%だった。先月から持ち越した株式を、上旬ですべて処分するまでの下落分が損失になった。処分してから昨日の寄りで大塚商会を買っただけなので、日本株のポジションは小さくなっている。

J-REITはマイナスで終わるかと思ったが、今日は株式を大きく上回る+4.7%の上昇だったのでプラスになった。外国資産については、アメリカの金融緩和縮小を懸念した株安、債券安(金利は上昇)が進んでいるため成績がかんばしくない。

2013年6月10日月曜日

大暴落というものは

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今日(2013年6月10日)の日経平均の上げ幅は637円だった。600円以上の上昇幅は2008年10月30日の818円以来となる。

2008年10月30日はリーマンショック後の大暴落の最中だった。リーマンショックによる大暴落は2008年9月16日から始まり、底値を付けたのは2009年3月10日である。リーマンショック直前の日経平均は12,215円で、底値は7,021円だった。42.5%も下落したことになる。

818円値上がりした2008年10月30日は、実は三連騰の三日目である。28日は459円、29日は590円であり、三日間の上げ幅は1,867円にもなる。実はその前の14日には1,171円も値上がりしている。

リーマンショックのような大暴落の途中でも、株価が大きく上がることは何度もある。株価の大暴落というのは、大きな値上がりを何度も経ながらずるずると下がっていくものだ。バブル相場も同様で、大きな値下がりを何度も経ながら上がっていく。経済成長をともなう本物の上昇相場でも同じである。

今回の相場のように、5月22日まで一本調子に上昇しているのを見てバブルだと考えたり、23日の1,1143円の暴落から一本調子に下落していくのを見て大暴落だと考えるのは誤りだ。この先何度も大きな株価の上下はあるので、判断するのはそれからでいい。

2013年6月1日土曜日

2013年5月の運用成績

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比率 先月比 年初来
日本株式 30.4% -0.4% 77.8%
J-REIT 9.2% -14.2% 23.9%
外国株式 28.0% 8.7% 37.5%
外国債券 26.0% 1.2% 14.3%
現金 6.3% n/a n/a
合計 100% 0.9% 41.0%
日本株式はTOPIXの-2.5%に対して-0.4%といくらかましだった。株価が暴落した5月23日までに2倍に掛けていたレバレッジを外していたので、大きな損失を出さずにすんだ。23日にかけては売る一方ではなく新たに購入した銘柄もあり、それらが暴落に巻き込まれたため利益を出せなかった。

J-REITは3月の上旬の水準まで値を戻した。5月は長期金利が上昇したため、J-REITに求められる利回りが上昇し投資口価格が下落した。平均利回りは3.86%とフェアバリューに落ち着いている。外国資産はドル円が+3.7%ドル高だったので、株式はプラスで債券はマイナスだった。世界的に景気回復局面に向かっているので、株高債券安の傾向は強まってくるはずだ。

2013年5月3日金曜日

私の資産運用設計

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私の資産運用の今の目標アセットアロケーションは日本株式30%、J-REIT10%、外国株式30%、外国債券30%である。「アセットアロケーションの最適化」で紹介したExcelシートで、J-REITを日本株とみなして分析すると、期待リターン4.25%、リスク13.95%となる。日本債券を含まないわりには、リスクとリターンのバランスの良いものとなっている。しかし、このアセットアロケーションは理論的に決めたわけではない。

2013年4月30日火曜日

2013年4月の運用成績

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比率 先月比 年初来
日本株式 74.3% +29.1% +77.8%
J-REIT 10.9% -2.5% +44.5%
外国株式 26.0% +5.6% +26.5%
外国債券 25.9% +6.9% +13.0%
現金 -37.1% n/a n/a
合計 100% +12.6% +39.8%
日本株式はTOPIXの+12.6%に対して+29.1%と2倍以上のリターンをたたき出した。これほどリターンが大きいのは信用取引を駆使しているからだ。貯金を取り崩した分と合わせて2倍のレバレッジを掛けている。

個別では今月購入した住友鋼管や商船三井がオーバーパフォームした。先月比で+49.8%とすさまじいパフォーマンスのポケットカードは、4月18日に815円で売却して+53.2%の利益を確定させた。第1四半期決算が振るわなかったキャノンがアンダーパフォームした。

J-REITはかなり過熱気味だったので上昇が止まってむしろほっとしている。各銘柄の予想分配金が増えてからゆっくり上がればそれでいい。今月の外国資産のリターンはほとんど為替の変動分である。外国資産の比率は60%と決めているのだが、小さくなりすぎているのが気になる。

2013年4月14日日曜日

株式100%で運用してはいけない

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個人投資家に広く読まれている資産運用の入門書に、橘玲氏の「臆病者のための株入門」や、山崎元氏の「超簡単 お金の運用術」がある。これらの本は、資産をすべて株式で運用するアセットアロケーションを勧めている。前者は外国株式85%と国内株式15%、後者は外国株式60%と国内株式40%である。どちらも債券に投資しないが、それはお勧めできない。

2013年4月10日水曜日

低迷相場のことは忘れよう

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日本の株式市場はバブル崩壊以降20年以上低迷を続けてきた。株価は上がっては下がりを繰り返し長期的には右肩下がりだった。これは世界の株式市場と比べて明らかに異常だ。株価というものは本来、上下を繰り返しながら指数関数的に値上がりしていく。指数関数的というのは10, 20, 30, 40, 50ではなく、10, 20, 40, 80, 160と上がっていくということだ。そう言われても、日本の株式市場しか知らない人には信じがたいだろう。

2013年3月30日土曜日

2013年3月の運用成績

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比率 先月比 年初来
日本株式 67.4% +21.0% +37.7%
J-REIT 12.5% +24.4% +48.1%
外国株式 27.7% +1.3% +12.5%
外国債券 27.3% +1.2% +5.7%
現金 -35.0% n/a n/a
合計 100% +9.6% +24.2%
日本株式はTOPIXの+6.1%に対して+21.0%とオーバーパフォームした。第一中央汽船と乾汽船、およびポケットバンクが大きくプラスに寄与した。J-REITはバブルの気配を見せている。家賃の上昇をともなっていないため、全REIT平均予想利回りは3.24%まで低下している。上昇はうれしいがリスクが高すぎるのは困る。海外の資産はわずかな上昇にとどまった。

2013年2月28日木曜日

2013年2月の運用成績

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比率 先月比 年初来
日本株式 35.7% +1.7% +13.8%
J-REIT 11.1% +7.2% +19.1%
外国株式 30.0% +0.1% +18.3%
外国債券 29.6% +0.1% +4.4%
現金 -6.3% n/a n/a
合計 100% +1.3% +13.3%
日本株式はTOPIXの+3.7%に対して+1.7%と振るわなかった。2月6日の急騰とその後の停滞に反応してトレーディングシステムから利益確定の指示が出たため、ポジションが小さくなっていて今日の急騰に付いていけなかった。

外国の資産については、イタリアの総選挙のせいでそれまでの上昇分がすべて吹き飛んでしまい、株式債券ともにほぼプラスマイナスゼロで終わった。

さえない一か月だったが、利益確定が進んで貯金を取り崩した状態をほぼ解消できた。あやうく新生銀行のステージがスタンダードに落ちるところだった。あぶないあぶない。

2013年2月13日水曜日

確定申告で注意するべきこと

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確定申告の時期がきた。源泉徴収ありの特定口座を利用しているのに確定申告をする人に、注意してほしいことがある。

2013年2月1日金曜日

2013年1月の運用成績

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比率 先月比 年初来
日本株式 55.8% +11.9% +11.9%
J-REIT 10.5% +11.1% +11.1%
外国株式 30.4% +18.1% +18.1%
外国債券 29.9% +4.3% +4.3%
現金 -26.5% n/a n/a
合計 100.0% +11.9% +11.9%
日本株式はTOPIXの+9.43に対して+14.5%と上回った。通期業績予想の下方修正で株価が急落した日立ハイテクノロジーズ(8036)が大きくマイナスに寄与した。個別銘柄のネガティブサプライズの影響が大きいのが個別株投資の難点だ。

J-REITは個別銘柄を売却してSMT J-REITインデックス・オープンに乗り換えた。含み損を抱えた銘柄をまんぜんと保有していて、まともな運用ではなかったのを解消できてよかった。

外国株式と外国債券の比率は、計画通りリバランスしたので30%前後にそろっている。45.5%を占めていた外国株式を減らしたのでリスクが低くなった。資金の一部を日本株式に回したので資金繰りが楽になったが、貯金を取り崩した状態は続いている。

2013年1月12日土曜日

なぜ国内債券に投資しないのか

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前回はアセットアロケーションの最適化について説明した。リスクを高く設定しても、最適化されたアセットアロケーションは国内債券の割合が高くなる。しかし、私を含め多くの個人投資家は、国内債券に投資しないか低い割合でしか投資していない。

国内債券は国債、地方債、および社債を含むアセットクラスで、一般にNOMURA-BPI総合指数に準じて運用される。他の資産と比べて期待リターンは低いがリスクも低い。他の資産との値動きの相関係数が小さいかマイナスなので、資産に組み入れるとリスクがずっと低くなる。しかし、今国内債券に投資するのは得策ではないと考えている人が多い。

2013年1月5日土曜日

アセットアロケーションの最適化

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長期投資予想/アセットアロケーション分析」ではアセットアロケーションを分析することは可能だが、効率的フロンティア上のアセットアロケーションを求める方法は提供されていない。これを求めるには、現代ポートフォリオ理論(MPT)におけるポートフォリオ最適化問題を解く必要がある。

2013年1月3日木曜日

期待リターンとリスクおよび相関係数

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アセットアロケーションの現代ポートフォリオ理論(MPT)に基づく分析には、資産の期待リターンとリスク、および価格変動の相関係数の推計値が必要である。「アセットアロケーションを分析してみる」で、「長期投資予想/アセットアロケーション分析」で用いている推計値が適切でないことを説明した。今回はより適切な推計値を紹介する。